◇新規事業や新商品のアイデアは、社内で埋もれている??

アイデア不足は、本当か??

新規事業を立ち上げたり、新商品を開発したいと考えてはいるが、新規事業や新商品のアイデアが不足していると考えている経営者は、多いかと思います。
ところが、実際は、新規事業や新商品のアイデアが、社内に埋もれてたままでいるケースがあります。

日頃から、現場で業務をおこなっている従業員は、その業務をおこなっている中で、「自社に、こういう商品があれば売れるかもしれない… こういうビジネスをやれば、うまくいくかもしれない…」ということに気付いていたり、考えていたりすることがあります。

埋もれているアイデアをすくい上げる

しかし、会社内に、現場の従業員のアイデアをすくい上げる仕組みでもない限りは、こういったアイデアが、きちんと検討されていくことは少ないのかもしれません。
「単なる思いつきを、経営者に言っていいものか??…」といった心理が働くために、現場の従業員のあいだでは、話題になるかもしれませんが、そのアイデアが経営者にまで届いてこないものです。
社内で埋もれているアイデアをすくい上げて、アイデアの事業化、商品化に向けて、調査したり、検討する仕組が、自社内にあれば、常に、いくつもの新規事業や新商品のアイデアが、自社内に存在するという状態にすることも可能です。
現場の従業員が発案したアイデアが、事業化されたり、商品化されることになれば、従業員全体のモチベーション自体も上がってきますし、「もっとアイデアを出そう!」という意識へと変わってくるという効果も期待できます。

新規事業や新商品の検討にあたって、アイデアが何も無い状態から調査したり、検討するよりも、自社内に埋もれている、新規事業や新商品のアイデアを一つの仮説として設定して、調査したり、検討するというやり方のほうが、はるかに効果的です。

新規事業や新商品のアイデアが不足している、と思っている経営者の方は、まず、自社内に埋もれているアイデアをすくい上げる仕組みをつくることから始めてみるというやり方があるかと思います。

 

by 株式会社プロヴィンチャ

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